Q

ガソリン用とディーゼル用では、オイルに対する要求特性が異なります。
ディーゼル用は、燃焼時すすが多く発生するため清浄分散剤が多く含まれます。また軽油中の硫黄分を中和するためにアルカリ性添加剤が多めに添加されています。
それぞれのエンジンにあった専用のオイルを使用することが必要です。

A

ディーゼルエンジンとガソリンエンジン用のオイルの違いは?

オイルの性能はどこでわかりますか?

Q
A

1つはオイル粘度です。

オイルの粘度は「0W-20」「5W-30」など記載されています。Wは冬(Winter)の略で、「0W」「5W」「10W」…「25W」があり数字が小さくほど低温でも柔らかい寒さに強いオイルとなります。0Wは零下35度、5Wは零下30度、10Wは零下25度まで使用可能で、数字が小さいほどエンジンの始動性が良く燃費も良くなる傾向にあります。

「20」「30」「40」といった後の数字は、高温時(100℃)における粘度を表します。数字が大きいほど100℃でのオイル粘度が固くなることを示しています。ちなみに「0W-30」も「20W-30」も100℃の粘度は同じです。

2つ目は規格です。

・API規格(ガソリン車)
API規格は、米国石油協会(API)が定める世界規格です。ガソリンエンジン車オイルは「S」で始まり「SL」「SM」「SN」と新しくなり現在は「SNPlus」が最新規格です。

・JASO規格(ディーゼル車)
日本車の場合、排気ガス触媒の関係でJASO規格「DL-1」「DH-2」が主に使用されます。日本車以外ではAPI規格のCK-4・FK-4が最新規格です。

・JASO規格(バイク)
バイクの種類により4サイクルエンジン向けMA、MA1、MA2、MBと2サイクルエンジン向けFA、FB、FC、FDがあり、バイクにあったオイルが必要です。バイクはJASO規格が世界規格です。

A

2018年5月に制定されたSNPlus(エスエヌプラス)が現在の最新規格です。

SNPlusはこれまでのSN規格オイルに加えてLSPI(ロースピードプレイグニッション)と呼ばれるピストン等を破壊するほど激しいノッキングを防ぐ性能があります。

規格には下位互換性があるのでSL,SM,SN等が指定のエンジンにも最適です。

ガソリンエンジン用オイルで一番新しい規格は何ですか?

Q

エンジンオイルは開封後1年以内を目途に使い切ってください。
ふたをきちっと閉めていても水分を吸う場合があります。

A

開封後のエンジンオイルはいつまでに使えばいいですか?

Q

自動車用オイルとバイク用のオイルの違いは?

A
Q

自動車用オイルとバイク用は基本的にオイルが異なります。

自動車用
ガソリン車用…規格はSNPlus/SN/SM/SL 等
ディーゼル車用…DL-1/DH-2/CK-4 等

バイク用
4サイクル…MA/MB/MA2等
2サイクル…FB/FC/FD等(現在は少なくなっています)

同じエンジンでも自動車用とバイク用では求められる性能が異なります。

多くのバイクではエンジンオイルでクラッチもギアも潤滑します。そのためクラッチを滑らさないことが大切です。またギアも潤滑するため自動車用オイルを使用すると短期間で粘度低下を起こします。バイクにはバイク用オイルをお勧めします。

弊社では基本的に直売はしておりませんがインターネットまたは特約店がお近くに無い場合は対応させて頂きますのでご連絡下さい。

A

PARSONIIオイルはどこで買えますか?

Q